記事配信の RSS WordPress プラグイン Cuerda-Feed-total とは

外部ニュース配信用 RSS／XML を、WordPress プラグインで共通基盤として統合する

Cuerda-Feed-total は、テレビ局・新聞社・雑誌社・Web メディアなどが、自社サイトの記事を外部メディアへ配信するための RSS／XML フィードを、WordPress 上でまとめて生成・管理するための業務用プラグインです。

「Yahoo!ニュース用」「グノシー用」など、媒体ごとに異なる仕様のフィードを、ひとつの管理画面から一元的に制御できます。

このようなお悩みはありませんか？

• 配信先ごとに RSS／XML の仕様がすべて異なり、個別対応が積み重なっている
• 自社で一からフィード開発をするほど、社内エンジニアの手が空いていない
• CMS 本体には手を入れたくないが、外部配信だけは拡充していきたい
• 編集現場の運用負担を増やさず、配信まわりだけを自動化したい
• 配信先から「フィードのタグがおかしい」と指摘されることがあり、その都度調査が必要になる
• ニュースの更新・削除が、配信先にいつ反映されたのかを追い切れず不安が残る

Cuerda-Feed-total は、こうした「外部配信まわりの煩雑さ」を、WordPress プラグイン側で肩代わりすることを目的に設計されています。

Cuerda-Feed-total でできること

1. 複数メディア向けフィードを一括生成

• Yahoo!ニュース や LINE NEWS、グノシーなどのニュースポータル向けに、媒体ごとに必要なタグ・形式で RSS／XML を自動生成します。
• 編集部は、これまで通り WordPress で記事を公開するだけです。
• フィードの生成や書き出しは、プラグインが裏側で自動的に処理します。
• 「記事を書いて公開する」→「各社仕様のフィードが自動的に更新される」という流れを形にします。

2. 「どの記事をどこに出すか」を直感的にコントロール

• カテゴリ・タグ・著者などを用いて、「このジャンルは外部配信 OK／NG」といった条件を柔軟に設定できます。
• 投稿ごとに「この媒体には出さない」というチェックボックスも用意できるため、編集長判断でのきめ細かな配信コントロールが可能です。
• 設定変更はすべて WordPress の管理画面から行えます。
• 特別なコマンド操作やコード修正は不要です。

3. 関連記事や写真リンクも自動で組み立て

• タグやカテゴリをもとに関連記事リンクを自動抽出し、メディアごとの独自タグ（例：<関連リンク> 要素）として出力できます。
• 写真記事向けには、アイキャッチ画像や本文中の画像を用いて、「関連写真」「フォトギャラリー」用のリンクを自動で組み立てることも可能です。

4. 記事の更新・削除も自動で反映

• 記事の更新や削除（公開ステータス変更）を検知し、各メディアが求める「更新情報」「削除通知」の形式でフィードに反映します。
• 「どの版がいつ配信されたか」を記録する仕組みがあり、運用上のトレースも行いやすくなります。

5. 地域情報（エリアコード）の自動付与にも対応

記事本文中の地名（市区町村名など）を読み取り、媒体仕様で求められる標準地域コードを自動付与する機能も備えています。「府中市」「中央区」など複数地域にまたがる地名については、誤判定を防ぐための独自ロジックで慎重に制御します。

6. YNF（Yahoo!ニュース FTP 配信）など、ファイルベース配信にも対応

• 通常の RSS 配信だけでなく、YJNewsFeed 形式の XML を FTP で送る方式にも対応できます。
• WordPress が自動で XML ファイルと画像ファイル名を組み立て、所定のサーバーへ FTP-SSL でアップロードします。
• テスト用サーバーと本番サーバーの切り替えにも対応できる設計です。

期待できる導入効果

編集部のメリット

• 記事投稿のフローは、これまでとほぼ変わりません。
• 配信先を増やしても、現場の負担をほとんど増やさずに済みます。
• 「この記事はどこに出すか？」を、カテゴリやタグ、チェックボックスで直感的に制御できます。
• 更新・削除の反映漏れリスクを下げられます。

経営・事業側のメリット

• 開発コストを抑えつつ、外部配信チャネルを段階的に拡大できます。
• 媒体追加や仕様変更にも、プラグイン側の設定や拡張で対応しやすく、長期的な運用コストを低く保てます。
• 配信ログ・ステータス管理機能により、「本当に配信されているのか？」という不安を可視化できます。

情シス・開発部門のメリット

• WordPress プラグインとして実装されているため、既存の WordPress サイトに追加インストールで組み込みが可能です。
• フィード仕様の差分吸収や、YJNewsFeed などの特殊仕様対応を、内製でゼロから実装する必要がなくなります。
• ログやライセンス管理、アンインストール時のクリーンアップなど、運用・保守を意識した設計になっています。

想定ユースケース

• 自社ポータルのニュース記事を、Yahoo!ニュースやグノシー等へ外部配信したい
• 従来は社内で個別にフィードを作っていたが、メンテナンスコストが限界に近づいている
• CMS を刷新したばかりで大きな改修は避けたいが、外部配信の案件が増えている
• ローカル局・地方紙として外部露出を増やしたいものの、技術リソースが足りない

導入までのイメージ

• 配信要件のヒアリング
• どの媒体に、どの投稿タイプ／ジャンルを出すかの設計
• 既存の WordPress 運用や、必要となるカスタム項目の確認

テスト環境でのトライアル

ステージング環境にプラグインを導入し、テスト用フィード・テスト用 FTP などを用いて、実際の挙動を確認します。

本番環境への導入

• 本番ドメインでライセンスを有効化
• 媒体側のテストを経て、本番配信を開始

運用・チューニング

関連リンク件数や配信対象条件などを、運用状況にあわせて微調整していきます。

※ Cuerda-Feed-total は WordPress プラグインとして提供されます。
　すでに WordPress をお使いの場合は、既存環境にスムーズに導入いただけます。

「外部配信を強化したいが、開発リソースが足りない」「複数ポータルへの配信を、もっとシンプルに管理したい」とお考えの編集長・配信ご担当者さまは、ぜひ一度 Cuerda-Feed-total の導入をご検討ください。

Cuerda-Feed-total をもう少し詳しく知る

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